少人数の結婚式や、結婚式自体を挙げない「ナシ婚」も増えてくる中、昔ながらのクラシカルな結婚式を行った我が家。
大きな結婚式を行って良かったと思った理由を、7つほどお話します。
親がめちゃくちゃ喜んだ
何よりまず、両家の親が喜んでくれたこと。これが一番ですね。
昔ながらの結婚式をやってよかったです。
親だけでなく、祖父母や親族の方にも「綺麗な姿を見ることができて良かった」「立派な式で、本当に来て良かった」と喜ばれ、何年経っても良い式だったと褒められます(笑)
ご高齢のゲストが多い方は特に、クラシカルな結婚式が喜ばれます。
両家の顔合わせができた
結婚式にはお互いの伯父(叔父)・伯母(叔母)まで呼んだのですが、ちゃんと両家の顔合わせをする機会を持てたことが良かったです。
たしかに緊張はしますが、人となりやこれまでの半生、今どんな仕事についているかなど、お互いの家族にちゃんと伝えられました。
彼の家族や親戚とは滅多に会いませんが、ありがたいことにいつも「ちゃんとしたお嬢さん」と話題に上がるそう。
滅多に会わないからこそ、きっちりした場を設け、挨拶させていただいたのは正解だったなと思います。
理想の空間を実現できた
ブライダルフェアでしつこいくらいに比較検討して選んだ式場なだけあって、本当に素晴らしい空間で披露宴を行うことができました。
大手のホテルだと家具や絵、食器などもちゃんとしたところのものを使っているので、ハリボテ感がありません。
好きな音楽、ドレス、お花、料理、小物…と、自分達が選んだもので思い描いた空間を実現するような、そんな創作的な喜びもありました。
女性の私は、やはりドレスが嬉しかったですね。フォーマルなドレスを着る機会はあっても、裾の広がったドレスを着る機会は普段ないですし、若い時にしかできない格好というのはあります。
普段はシックな服を好みますが、せっかくの機会なので、思いっきり可愛いのを選んでしまいました(笑)
大きな式場では、スタッフの方々のサポートが尋常じゃないので、やりたいことを全部叶えたいなら、大きな結婚式をおすすめします。
離婚するリスクが減る?
「みんなのウエディング」によれば、挙式披露宴を行ったカップルの方が離婚率が低いそう。
既婚カップルは約6割が挙式披露宴を行っていますが、離婚カップルは約4割にとどまります。
また、結婚式を入籍のみで済ませたカップルのうち、離婚した人は約3割。
興味深いことに年代別でも同じような結果が出ているそうで、「結婚式をしたほうが離婚しにくいかも」ということが浮き彫りになりました。
(「みんなのウエディング」より引用)
これだけだと因果関係はわかりませんが、おそらく、結婚式をしてみんなにお祝いしてもらったという経験が、結婚生活を送る覚悟を決めさせるのではないかなと思います。
付き合っていただけ頃は正直浮ついていたし、まだ若いし、二人で生きていく覚悟というのが固まっていませんでした。
しかし、結婚式の中で、隣にいる彼を見ていると、これから夫婦になるんだという実感が湧いてきました。
また、彼の家族を見ていると、家と家とのお付き合いなのだという責任感も感じました。
なので、個人的にはこの結果に納得できます。ちなみに夫婦仲は良好で、離婚を考えたことなんて一度もありません。
サービスのクオリティが高い
一生に一度の結婚式、ケチがついてほしくはないですよね。
不必要な我慢をするのもイヤだし、ゲストにも「ショボイ式だったなあ」「あまり楽しくなかったなあ」と思って帰ってほしくはありません。
私たちはホテルで結婚式をしましたが、さすがはホテルスタッフ、細かい点にもしっかり気付いて完璧にサポートしてくれました。
ゲストが物をなくして困っていたら臨機応変に対処してくださったり、必要な備品をさっと用意してくださったり、お金をかけた以上の働きをしていただけたと思います。
多少の無理やお願いも聞いてくれますし、サービス内容も段違いです。
個人のレストランや格安挙式だと、人数を抑えていて手が回らなかったり、プロの対応は望めなかったりします。また、「それはできません」と断られることもしばしば。
大きな結婚式は、安心感が違います。
披露宴や二次会が盛り上がった
人数が少ないと、ムービーを見ている時の掛け声や、拍手の音がまばらになってしまい、どうしても静かな印象になってしまう可能性があります。
ある程度ゲストが多い方が賑やかで明るい雰囲気になります。
また、私たちの結婚式では、「全員でのブーケトス」や「ゲストによるキャンドルサービス」など、ゲストありきのイベントをいくつか行いました。
人数が少ないとできなかったイベントだったと思います。
華やかにしたいなら、大きな結婚式が良いと思います。
自己負担金が少なくなる
結婚式は、人数が多い方が逆に費用を安く抑えられることがあります。
というのも、人数が多くても少なくてもやることは同じなので、人数が多い方がご祝儀の分費用を回収できるからです。
参加人数が少なかったり、会費制だったりすると、ご祝儀が頂けず、その分自己負担費用がふくらみます。
うちはお車代を出す必要のある遠方のゲストが多かったので、特段安くはなりませんでしたが、それでもご祝儀でかなり相殺できました。
中途半端に小さな結婚式をやるよりは、結果的に大きな結婚式の方がお得に済む場合もあります。
まとめ
結婚式の日はあっという間でしたが、本当に素晴らしい一日になりました。
自分の大好きな友達が勢ぞろいして自分をお祝いしてくれる機会なんて結婚式くらいしかないですし、日本にいるとパーティのような華やかな場を楽しむ機会は多くありません。
流行りの小さな結婚式も良いですが、ぜひ、やりたいことを全て叶えられる大きい結婚式も選択肢に入れてみて下さい。